デイトレードを読んだら常識が変わった【書籍レビュー】

私の考えでは、「正しいトレーディング」とは、正しい「思考」の結果である。本書が最初に取り組むことは、読者の心に変革をもたらすことである。
読者のマーケットの見方、考え方を変えることである。

トレードを本格的に勉強したい、と思って最初に読んだ本がこの一冊でした。

トレードの重要なマインドセットを手を変え、品を変え、くりかえしインプットしてくれる本です。

おそらく6週くらいしていると思いますが、トレードの経験値によって受ける印象が違うスルメ本という印象です。

著者はトレーダー養成機関を創立しているだけあって、トレーダーがつまづきやすいポイントを熟知しているように思います。

未熟なトレーダーには知恵を、調子に乗っているトレーダーには自制や戒めのメッセージを与えてくれます。

テクニカル分析に傾倒している方や今、壁にぶつかっている方に読んでみてほしい1冊です。

(タイトルはデイトレードですが、トレードの時間軸は関係なく読めます)

デイトレードマーケットで勝ち続けるための発想術【電子書籍】[ オリバー・ベレス ]

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デイトレードを読んだら常識が変わった【書籍レビュー】

前書き:著者の負けトレードから

カンタンに著者紹介をします。

本書はオリバー・ペレスとグレッグ・カプラという二人の共著なのですが、著者の印象的な負けトレードの前書きから始まります。

まずは、オリバー・ペレス編。

クレジットカードの請求が膨らみ、妻と乳飲み子を抱えて、私は成功しなければならなかった。(中略)私はデイトレーダーとして身を立てることを決意していた。

オリバーは妻子持ちの専業トレーダーなんですね。

私は、キーボードに手を伸ばし、わずかの間、目を閉じた。

時はすでにオンライン取引が普及している時代です。

ターンッ(キーボード音)

間もなく、含み益は4000ドルになっていた。

専業デビューの初戦でいきなりの爆益。

数分後に含み益はオリバーの前職の給料二ヶ月分を超えたそうです。

少しレバレッジが気になりますが。。笑

ポジションをそのままホールドするオリバー。

しかし、雲行きがあやしくなります。。

事態は急変した(中略)含み損は4000ドルになっている。

やばい。。

その後25分間にわたって、私はMTSIの下落により損失が1万6000ドルに膨らんでいくのを苦渋をもって見ているだけだった。

(中略)頭を抱え込み、泣いた。

これが私、オリバー・ベレスのプロとしての初めての取引である。

専業トレーダーのデビュー戦で200万円弱の損失を食らったエピソードから始まります。

しかも妻子持ちです。えぐい。。

一方のグラッグ・カプラはどうでしょうか。

私は10年以上前に、既にビジネスマンとして成功し、十分な富を得ていた。

グラッグはThe・出来る男。イケイケです。

私は受話器をとって、ブローカーの短縮ダイアルを押し、戦闘を開始した。

「3月限のXYZを200枚買ってくれ!」

こちらはオンライン取引ではなく、電話でブローカーに売買を依頼するんですね。

ここで、本当のいいの?とブローカから確認されるのですが、グラッグはこう答えます。

本当にいいかとはどういう意味だ。すぐに買え!

イケイケなので勢いがあります。

10分後、(中略)私のポジションは2万6千ドルの含み損を抱えていたのである。

Oh…./(^o^)\

私は手足の感覚がなくなってしまった。混乱しながら、私はブローカーに電話した。

損切りの電話って辛そう。。

「損切ってくれ・・・」

結局、損失は300万円を超えたとのこと。。

こんな負けエピソードから始まります。笑

その後、オリバーとグレッグは出会い、共にトレードを学び、技術を高め合い、全米でNo.1となるトレーダー養成機関を創立するまでに至ったそうです。

そんな二人が真に優れたトレーダーになるまで、何を大切にし、どう考えトレードを行ったか、がこの本には書かれています。

内容は普遍的だけど、トレーダーに刺さる

一言でいうと、「トレーダーにとって、めちゃくちゃ普遍的なことが書いてある本」です。

例えば、最初の教訓は、「株式を取引するのではなく、人を取引する」だ。

よくトレーダーは多数派(大衆)ではなく少数派でいることが大切と言われますが、その「少数派の常識」を叩きこんでくれます。

読みすすめるうちに、普通の人が「え・・・そうなの?」という感じることを、違和感なく実行できる人が優れたトレーダーである、と理解できます。

換言すれば、傲慢に聞こえるかもしれないが、トレーディングを成功させる能力とは馬鹿を探す能力である。

このワードなんか、スロットで稼いでいる打つ方はすんなり入ってくるかもしれませんね。

トレードの場合でも、他人の損失=自分の利益なので、他人が耐えきれずに損切りするポイントを見つける力は非常に重要です。

こんな感じで、生き残りつづけるトレーダーの頭の中をのぞくことができる本といえます。

自分の行動・価値観が変わったフレーズを紹介

逆境ーー損失ーーはマーケットから得られる最高のお土産だということだ

収支面においても一番変わったのは、自分の負けパターンを把握して、同じ大敗を繰り返すことが無くなったところかなと思います。

負けた取引に共通する要因をさがす。自分が不利な状況にたたされる原因を理解して、その対策を行動に落とし込めるようにする。

そういった変化をこの本が後押ししてくれました。

勝者の証はいかに勝つかではなく、いかにうまく負けるかということにある。負けをコントロールすることができるようになれば、勝ちを求める必要もなくなる。勝利はひとりでについてくるのである。

この文章を読んで、トレードを自分の支配下でコントロールできる感覚がすごく大切だ、と自分は考えるようになりました。

トレードルールをもとに、丁寧に大切に、トレードを自分の作品のように扱える人こそが優れたトレーダーだと思います。

プロセスこそが最も大事、という自分の考えはココから来ている気もします。

儲ける方法ではなく、売買技術を磨くヒントがつまっている

相場で生き残りつづける人の言動は、一定の共通性があると常日頃から感じています。

その言動の要素を観察してみると、このデイトレードに書かれているものだ!となることが非常に多いです。

それだけ多くのトレーダーに愛され、バイブルとして読みつがれている書籍だと思います。

優れたトレーダーの思考プロセスを理解する1冊として、必読の一書です。

デイトレードマーケットで勝ち続けるための発想術【電子書籍】[ オリバー・ベレス ]

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