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チャートの値動きが分かる?それは錯覚なんです。。【確率の世界】

こんにちは。会社員をしながら、FX・株価指数トレードをしているすけろくです。

テクニカル分析を勉強して、ある程度トレード経験を積んでいくと「チャートの値動きが分かる」気になってきます。

当時は調子に乗っていた時期で、自信満々でこんなことを思っていました。

すけろく

ここの局面はここまで必ず値上がる。上がったぞー!どやー!(ドヤ利確)

思い返すと、かなり恥ずかしいですが、これは錯覚でありただの思い込みです。

その理由は、相場は不確実で、この先の値動きは誰にもわからないからです。

最高のトレーダーは、わずかに疑いの心の葛藤もなく「何事も起こり得る」と信じ切るところまで成長している。何事も起こり得ることを「疑いすら」しない。

ゾーン 相場心理学入門/マーク・ダグラス

確実なことは何もない。

つまり、1回のトレードに正解・不正解があるのではなく、どちらに転ぶかは確率の問題です。

確率的思考法を習得したトレーダーは(中略)個々のトレードで正しいとか間違っているとかは、トレーダーとしての成功とは関係がないと悟っているのだ。

ゾーン 相場心理学入門/マーク・ダグラス

書いてみると、ものすごーく当たり前のことですが、自分はこの基本的なことが分からずに大やけどしました。

本記事では、「何事も起こりえる」とはどういうことか、について書いていきたいと思います。

チャートの値動きが分かる?それは錯覚なんです。。

何事も起こりえる(スイスショックより)

「何事も起こり得る」の一つの例に、スイスフランショックという事件があります。

▲2015年1月のEURCHFチャート(日足)

どえらい陰線が一本たっています。。

この陰線の高値は1.20219・安値は0.96513、この間の値幅は2359pipsです。

単純に値幅だけをドル円に換算してみると、1日のうちに110円から86.41円まで大暴落したことに相当します。

スイス中銀の為替介入によるサポートが外れた瞬間に、スイスフラン買いが殺到、溜まりに溜まったポジションが一斉に解消され、ロスカットがロスカットを呼び、空前絶後の値動きとなりました。

▲EURCHFチャート(日足)

無制限に行われると思われていた為替介入のハシゴを急に外されたトレーダーは、このスイスショックで多額の損失を被ることになりました。

こういった歴史的な暴騰・暴落をふくめて、日頃から「何事も起こり得る」という心構えはトレードにおいて必須です。

世界恐慌があたえたバフェットへの自戒

かのウォーレンバフェットは、世界恐慌が起こった日の新聞記事を常に飾っていると、自身が出演する映画でコメントしています。

映画:ウォーレン・バフェット氏になる (字幕版)
(実際に額縁に飾られた新聞記事が出てきます)

「常に何事も起こり得る」という自戒のために、あのウォーレンバフェットが額縁に飾って毎日、新聞記事を見ているのです。

すけろく

ここの局面はここまで必ず値上がる。上がったぞー!どやー!(ドヤ利確)

こうやって見ると、ドヤってることがいかに浅ましいか、分かります。

より重要なのは、「何事も起こり得る」という信念を確立することによって、自分の心を確立で考えられるように鍛錬できる点である。これは最も不可欠なものである。

ゾーン 相場心理学入門/マーク・ダグラス

確実性は存在せず、エントリーしたポジションの動向がどうなるかは、決して誰にもわかりません。

そこにあるのは確率だけ。

トレーダーにできることは、

  • 優位性を判断し、
  • 「何事も起こり得る」ことを前提にして、
  • 損切り基準・利食い基準を設定し、
  • 売買を執行する。

この4つだけです。

1トレードの売買方向を当てるのが仕事ではなく、一貫したトレードを行ってトータル収支で勝ち、相場で生き残ることが仕事ですね。

この確率を前提とした考え方が骨の髄に染み込んでいないと、相場での生存率は低くなると思います。

確実性というワナ

ではなぜ「何事も起こり得る」と考えることができないのか。

我が身を振り返って、考えてみます。

大成できないトレーダーは、マーケット分析にとりつかれている。彼らが所望するのは、分析がもたらしてくれそうにみえる確信である。

(中略)必死になって存在もしない確実性を手にいれようとしている。

ゾーン 相場心理学入門/マーク・ダグラス

原因はこの文章にズバリ書かれていて、ズバーンと刺さりました。

在りもしない確実性を追い求めるあまり、リスクを許容できない弱さがトレード行動として、現れていたのです。

皮肉なことに、「確実なものなど何もない」という事実を完璧に受け入れて初めて、自分が所望している確実性を手に入れられるのである。

当時の自分は「正解」を探しつづけ、見つけた「正解」らしきものに、すがっていました。

自分の信念は常に自分の行動によって明らかになるのです

今でも自分の行動が、不毛に正解を追い求めることをしていないか?と振り返るようにしています。

書籍紹介:ゾーン

本記事の中で抜粋した本の紹介です。

マインド・メンタル系の良著として勧められることの多い本です。

トレードに最も大切なのは集中力」と先輩トレーダーに言われ、ハッとさせられたことがあります。

そんな集中の局地「ゾーン」に到達する方法について書かれた本です。

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慣れたころが一番危ない(ITの現場より)

おまけで少しトレードから離れた話を書いてみたいと思います。

自分はIT業界でエンジニアをやっているのですが、エンジニアの間では「慣れたころが一番危ない」と言われます。

システムの現場や扱う技術に「だいぶ慣れてきたな」と感じた頃に、作業ミスでシステム障害を起こすケースが多いのです。

例えば、楽天・AmazonなどのECサイト、クレジットカードシステムなどのメンテナンス作業中に、意図せずWEBサイトへアクセス不能になったり、異常に重くなったりする感じです。

技術的に未熟なエンジニアが犯すミスは致命傷になりにくい反面、一定の経験を積んだ人間のミスは、より重大で致命傷に至るケースが多いです。

両者のちがい
未熟なエンジニア:不安から来る慎重さ
慣れたエンジニア:経験があるゆえの慢心・思い込み・錯覚

大きなシステム障害はたいてい、慎重さを欠いて、思い込み・錯覚で突っ走って、2重・3重のミスが重なったときにはじめて起こります。

おそらく、IT以外の場面でも同じことが言えると思います。

トレードでも慣れからくる、不用意なトレード・過信はケガにつながりやすいです。

すけろく

読んでいただいてありがとうございました

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