やわらかFXのすけろく(@55pips)です。
為替(FX)・株価指数を中心にトレードしてます。
こんな人向けの記事
- スロット以上の稼ぎを得たい
- トレード・相場の世界に興味がある
といった方に向けて記事を書いてみました。
結論だけ書くと、兼業・専業レベルのスロッターは相場に向いています。
その理由
- 一定水準以上の思考・行動量が必要
- 勝ち組にまわるための思考法がスロットとトレードは共通している
相場は疑り深い人の方が向いているので、「本当に?」と疑った方ほど適正があると思います。
スロッターの優位性
- 期待値に固執する習性が身に染みている(設定狙い・ハイエナ)
- 下振れ耐性がある
- 継続して作業のようにスロットを打てる
- 情報収集を苦にしない
- 立ち回りの最適化を日々模索している
こんな方は相場に向いていると思います。
スロットに比べるとリスクや難易度はあがりますが、トレードの魅力は以下の2点に集約されます。
トレードの魅力
- 資金量に応じたリターンが得られること
- 自由度が桁違いに大きいこと(裁量の幅が大きい)
この記事ではスロッター(自分)が相場に参入してみて感じたことを率直に書いてみたいと思います。
この記事でわかること
- 相場のリスクとリターン
- 相場の特性と対処法
- スロッターとしての相場優位性
この記事を読んで、相場に興味を持ってくれる方がいると嬉しいです。
2020/01/16追記:トレードのコンサルをされている方がYoutubeで記事を紹介してくださいました。客観的な意見として参考になると思い掲載させていただきました。
FX勝ちトレーダーの思考【手法だけでは勝てない!】
要点をさらっと聞き流したい方、客観的にスロッターが優れている点を知りたい方は記事を読みながら聞いてみてください!
トレードってどんな世界?~リスク編~
トレードを始めたきっかけ
私はもともと会社勤めのかたわら、スロットで小遣い稼ぎしてました。
当時の自分
- ホール稼働が前提になる稼ぎ方を変えていきたい
- スロット以上の稼ぎを得たい
- スロット業界の変動で稼ぎが左右される要素をヘッジしたい
こんなことを考えながら、トレードの世界に興味を持ちました。
そして実際にトレードをはじめて芽がでるまでにたくさんの失敗を経験しました。
自分が経験した失敗経験をもとに、「最小限の損失から最大限の学びを得る」をテーマにブログで情報発信しています。
トレードのリスク
魅力のある相場の世界ですが、最初にリスクについても触れておきます。
トレードってなんとなく恐い・怪しいってイメージがありますよね。
相場における代表的なリスクをあげてみたいと思います。
トレードのリスク
- 元本を失う可能性がある(金銭的損失)
- トレードで得られる高揚感が目的になってしまう(ギャンブル依存)
- 結果、人によっては精神的・金銭的に生活が破綻する
FXの損失を穴埋めするために会社のお金を着服した、なんてニュースも珍しくない世界です。
参考:年収2000万超、三井物産社員がマクドナルド7億円横領犯になるまで(週刊文春オンライン)
お金にまつわる感情・行動エネルギーはもの凄いです。
当然、自分も例外ではなく他人事だとは考えていません。
トレードに向いていない人
こんな人は相場に参入したら危ない。という例もあげてみます。
こんな人は相場に向いていない
- 借金癖がある(計画性がない)
- 負けを取り返そうと無茶な勝負をする(感情的)
- 自分で考える習慣がない(依存思考)
- 上手くいかないときに人のせいにする(他責思考)
何だかパチ屋のギャンブル依存症ポスターのようになりました。
特に依存思考・他責思考の人は危険です。トレードは自由度が高いので、いくらでも責任転嫁できてしまいます。
例えば・・・
- 突発的な要人発言で値が動いて大損失を被る(トランプ大統領のせいにする)
- 一貫しないトレード手法をとっているにも関わらず、儲からないことを手法のせいにする
色々なリスク(不確定要素)を踏まえたうえで、選択した自分のトレードに責任を持つ姿勢が大事です。相場では誰も尻をふいてくれません。
相場の特性と対処法
そんなリスクのある世界で生き残るためには、相場の特性を知ることが大事だと考えています。
相場の特性
- 相場は苦しい状態の人間がより苦しくなるように動くことが多い
人間は楽な方、楽な方へと流れやすい生き物です。
その心理を逆手にとり、上手なトレーダーほど「楽な方に流れる」人間の心理を利用します。
そのため、感情抜きで理性で行動をコントロールするスキルが必須です。
例えば以下のようなケースです。
人は嫌なことを先延ばしにする
- 値が逆行して含み損が発生した場合、人間は本能的に損失を先送りしたくなる(損切りしない)
- 損失が拡大する一方、逆方向で売買している人間はポジションをホールドして利益を伸ばす
これはプロスペクト理論の損失回避性(得よりも損を避ける性質)を利用したものです。
リンク先:野村証券 証券用語解説集 プロスペクト理論
対処法は、自分が苦しかろうが、精神的にキツかろうが、戦略的に行動をコントロールすること。
つまり理性です。
期待値スロッターの行動
- 凱旋の天井前単発を食らっても「負け額は必要経費」と涼しい顔してヤメられる
- 期待値を根拠に被害を最小限に食い止め、行動レベルは下げずに淡々と次の台を探す
あなたが期待値スロッターなら、こんな行動をとりますよね。
もし相場に臨む場合は頭の片隅において欲しい原則です。
トレードは楽して稼げる?
相場は楽して稼げる?
- 全然、楽じゃないです。超しんどいです。。
賢明な方はお分かりだと思います。
スロットも山あり谷ありですが、相場も同じです。(というかそれ以上)
※有名トレーダーの体験談を聞いていると、だいたい損失で嘔吐するエピソードとか動けなくなったとか辛いエピソードがでてきます。。^^;
ただ、相場に参入する人の最初の動機は「楽して稼ぎたい」が99%かなと思います。(自分も正直そうでした)
最初の動機はなんにせよ、どんな姿勢でトレードに取り組んでいくかが分かれ目だと思います。
トレードってどんな世界?~リターン編~
ここからはトレード・相場のメリット・リターンについて書いていきます。
トレードのメリット
トレードのメリット
- 資金額に応じたリターンが得られる
- 自分のライフスタイルに合ったトレードスタイルを選べる
- 金融商品によっては税制上のメリットがある
- 相場自体が無くなる可能性はほぼゼロ(様々な金融市場がある)
- 身に付けた技術をブラッシュアップしていくことで継続的な収入を期待できる
やはり資金額に応じたリターンを期待できることが最大の魅力といえます。
スロットは等価の壁を超えることができないので、稼働量を上げるか打ち子を使うしかありません。
トレードの時間軸はおもに以下から選択することができます。自身の性格やライフスタイルにあった無理のないトレードスタイルを構築することがとても大事です。
トレードの時間軸と売買期間
- ポジショントレード(長期)・・・数か月~数年単位
- スイングトレード(中期)・・・2週間~数か月単位
- デイトレード(短期)・・・1日単位
- スキャルピング(超短期)・・・分単位
自分に合ったトレード時間軸をぜひ探してみてください。
(参考例)スロットにおきかえてみると・・・
- 凱旋のような荒い台でも、短期的な収支の荒れが気にならない人はスイング向きかも
- 収支のブレが嫌い・せっかちな人は短期売買に向いているかも
またライフスタイルとして、会社勤めされている方であれば、以下のような時間軸でトレードされている方が多いです。
会社勤めで常にチャートをチェックできない人向け
- スイング(中期):4時間に1回 or 1日に1回チャートをチェックする
- スキャルパー(超短期):夜10時以降のニューヨーク時間に限定して超短期売買する
- 相場が閉まる土日を利用してトレード準備・検証する
自分はスイングトレーダーなので、基本的にトレードのためにチャートに張り付くことはありません。(チャートの値動きが好きなので関係なく見ているときはあります)
またFXは仮想通貨と比較すると非常に大きな税制上のメリットが存在します。
国内FXに対する課税
- 国内FXの課税:分離課税かつ20%一律固定
- 仮想通貨の課税:累進課税かつ最大55%
仮想通貨の収益は雑所得に分類されます。給与所得と合算する形で累進課税されるので、税制上は完全に不利です。
参考:【2020年対応】仮想通貨(暗号資産)の税金の基本|税理士がわかりやすく解説!
参考:国税庁タックスアンサー No.1521 外国為替証拠金取引(FX)の課税関係
稼げるようになるまでの期間はどれくらい?
どれくらい時間がかかる?
- 一般的には早くて2,3年と言われることが多いです。
ただ実際は年数よりも投入したリソース量がものを言う世界だと思います。(10年経っても勝てない人は勝てないらしいです)
早く勝てるようになるには?
- 自分に合った師匠を見つけましょう
先人たちはたくさんの失敗をしています。すでに失敗した事象から学ぶと学習効率が高いです。
高額な情報商材を買ってしまう前に良質で安価な書籍で学ぶのがおすすめです。(楽に稼げる方法など無い、ということを早期に理解できると思います)
FXおすすめ本6選「読んだだけ」にしない具体的な学習フロー解説
自分のケース
最初から勝ってたの?
- 最初の一年間は負けてました
最初に仮想通貨トレードを半年、その後に為替トレードを半年、合計して一年間は負けてました。
試行錯誤をくりかえし二年目あたりからは、なんとかプラス域でやりくりできるようになりました。(大した額ではないです)
▼為替に移行して、7か月~12か月時点の口座残高の推移グラフ
上記は、XM(海外FX口座)トレードしていた時期の収支グラフです。
▼通貨ペア別の収支表
運に恵まれ、右肩上がりで増やすことができました。(注:小資金でトレードしていたのでリスクを多めにとっています。通常は月利10%くらいを目標にしましょう!)
その後は税制面を考慮して国内口座中心でトレードしています。
\海外FXで小資金・小リスクでトレードをはじめたい/
XMの口座開設方法を画像で分かりやすく解説【2020年版】【3分でカンタン開設】
トレードを始めるなら少額スタートで!
最初は失敗することを前提に少額(10万円~20万円)から国内FXで口座開設するのがおすすめです。
その理由
- 少ない資金でたくさんの経験値を積める
- 「いくら儲けた」よりも失敗を経験することが大事
- 海外FXは上限レバレッジが高いので、資金管理スキルが必須(慣れてないと火傷する)
早めにスタートすればするほど相場観を養うことができます。
おすすめの目標設定
- 「増やす」ではなく「守る」
- 最初の三か月で90%が退場(資金枯渇)する(と一般的に言われています)
- 生き残れれば上位10%です
FXについては以下の記事でも概要を紹介していますので、参考にしてみてください。
関連する記事

自分はリスク回避(稀に業者のサーバ停止で取引不可になる)のために、複数の業者で口座を持っています。
おすすめ業者を紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。
おすすめFX業者
DMMFX
無料デモトレードができるので、初心者の方の学習におすすめです。3つの信託銀行で全額信託保全しているので信頼性もあり。CFD口座も同時に開設することが可能なため、将来的に株価指数や株取引を行いたい人にもおすすめです。
みんなのFX
少ない取引でもキャッシュバックを受けることができる点が他の証券会社よりも有利です。(要申告制)深夜のトレードでも心強い24時間対応のコールセンター完備。
FXTF
MT4プラットフォームを使用するため、裁量トレーダーだけでなく自動売買をしたい人にもおすすめです。国内証券会社のWEB成績管理はMTプラットフォームに劣るので、ドローダウンや勝率を手間なく出したい方にもおすすめ。
スロッターはFXトレードに向いている
行動を最適化して、収支グラフを右肩あがりにすること。
これはスロッター・トレーダーが共通して好む性質だと思います。
・情報収集をマメに行う
・必要に応じて、自身の行動を修正し改善する
スロットを打って年スパンで収支プラスの方は上記の行動を日々当たり前にこなしていると思います。
- スロットの行動レベルを相場でトレースして売買技術を身につける
- そうすることで、相場で生き残れるのではないか
自分は上記の仮説でトレードをはじめました。
実際にはじめてみると、トレード・相場は勉強のし甲斐があり、おもしろい世界です。
トレードスキルが最も強い理由
相場の売買技術は時代を問わない最強のスキルだと思います。
トレードの本質は「買い方と売り方の心理戦」であり、時代や金融商品が変わってもその部分は変わらないためです。
現代は個人にトレードの門戸が開かれています。
これは意外とスゴいことで、昔は大きな資産を所有する人しか参加できない、参入障壁のとても高い世界でした。
個人が小資金で相場に参加できる。
この時代を生きている優位性といえます。
海外FXだと5万円~、国内FXだと10万円くらいから、トレードを始めることができます。
チャートに張り付く必要のある超短期売買(スキャルピング)以外であれば、スロットと並行して行うことも可能です。
自分はデイ(短期)・スイング(中期)トレーダーですが、スロットを打ちながらポチポチとスマホでトレードしています。
スロ・パチ出身の著名な億トレーダー
弱小トレーダーの見解はさておき、、
元パチ・スロプロで、現在は専業トレーダーに転身している成功例をあげてみたいと思います。
トレーダー界隈の神々とも言える人たちです。
学生時代にスロ・パチで稼いでいたり、専業で生計をたてていた時代があったようです。
お金が欲しいのはみんな同じ
とあるトレーダーのツイート
- 「よだれを垂らしながら相場に参入し、そのうち皆、聖人になっていく」
自分はこの言葉がとても印象に残っています。
二年ほどトレード経験を積んだ頃に、このツイートを見て「確かに、そうだな」と感じました。
稼いでるトレーダーの方は、相場分析もさながら「自己分析」に長けている人が多いな、というのが自分の印象です。
ちょっと変わった人が多いです。
お金もうけをやめて、自分に最適化されたトレードを追求するとお金がついてくる、とも感じます。
期待値稼働もお金を求めてやるのですが、いつの間にか、一回一回の結果よりも稼働プロセスを最適化することに重きをおくようになると思います。
これは相場においても同じです。
また相場では相場心理・チャート分析・政治・経済・金融について勉強することになるのですが、これがまた刺激的でおもしろいです。
ちょっと毛色の違うステージに行ってみたいな、という方はトレードの世界をのぞいてみると面白いかもしれません。
スロット打ちがFXトレードに向いている10の理由
ここからは少し掘り下げて、具体的にスロッターのトレード適正について書いてみます。
理由1:10%の勝ち組
スロットとトレード。どちらも参加者の90%は負けると一般的に言われています。
この共通性のある世界で「10%に入っている」という事実が、相場参加の優位性の一つです。
理由2:期待値・大数の法則
上位10%に入る手段はスロット・トレードどちらも同じです。
それは、期待値を回収して、充分な試行回数を踏むことです。
- 期待値と大数の法則を体で理解していること
- 特に意識しなくても期待値を追える
- むしろ、期待値がない状況がムリ
こういった特性はトレードでも生かすことができます。
スロットは期待値を追いますが、トレードは売買の優位性を根拠に売買を行います。
どちらも可能性が高い方へBETし続ける行為です。
たとえばスロットのハイエナ勢だと期待値のある台が見つかるまで、歩き回ると思います。
見つからない場合、複数店舗を回ると思います。
2時間くらい歩き回っても見つからず、結局何も打たないこともあると思います。
マダオさんのツイートを拝借すると、、
ハイエナで打てる台を見つける為に歩く。見つからない。それでも歩く見つからない。それでも歩く見つからない。いつしか俺は何の為に生まれてきたんだろう?ホールを徘徊する為に生まれてきたんか?と自問自答する。それでも歩く。これが今のハイエナ事情。来年の事を考えると今からぞくぞくするぜ pic.twitter.com/hiJXrUf7px
— マダオ (@S7RLWqsaASzkX0g) September 29, 2019
トレードも期待値(優位性)のある局面が出現するまで、ひたすら待ちます。
平打ちがスロットで負ける原因の一つであるように、余計なポジション取りはトレードで負ける要因の一つです。
それを頭で分かっていても、行動レベルでやってしまう人がいるからこそ、10%の人間は勝つことができるんだと思います。
期待値を意地でも守る、という行動をナチュラルにとれるスロッターは相場でも優位性を持てるはずです。
理由3:下振れ耐性
苦労して取った期待値ですが、短期的に見るとリターンが約束されたものではないですよね。
高設定をツモってもマイナス、期待値を積み上げた結果、負けてしまうことも珍しくないと思います。
一日単位ならまだしも、月単位・数か月単位で下振れすることもあります。(ツラい)
こんな状況でも、淡々と期待値を追うことができる人は相場の適性があると思います。
理由はトレードでも同じく下振れ(ドローダウン)が起こるからです。
大事なのは下振れしたときにヤケにならず行動レベルをキープできることだと思います。
目先の結果以上に、それに至るプロセスが大事なのはトレードでも同じです。
- 少しでも期待値を取れるように立ち回りを改善し
- 常に負ける可能性を頭に入れて
- 淡々と自分のルールを貫ける人
こういった人は相場で強いです。
ルールを貫くことの重要性が分かる例をひとつ上げてみたいと思います。
トレーダー界隈だと、アメリカのトレーダー集団「タートルズ」が有名です。
4年間の平均年利80%という伝説的な集団の中で、成績が優秀だったトレーダーはどんな人だったのでしょうか。
- 最年少かつ、トレード未経験者
- 最もトレードルールを忠実に守った
カーティス・フェイスという青年がそのトレーダーです。
相場で強いのは、経験でもなく知識でもなく、トレードルールを忠実に守ること、なんですね。
(実際、トレーダーは自分でつくったルールを破りがちです。)
また「期待値が無くなった時点で、収支的に負けていても辞める」という行動はスロットではごくごく当たり前だと思います。
相場では、その当たり前の行動(損切り)ができない人が沢山います。
これを徹底できるだけでも、相場参加者の中において優位性があると言えます。
理由4:戦略性
兼業または専業プロレベルで稼働している人は自身のスロット戦略を持っていると思います。
- 設定狙い・ハイエナの切り替え
- 期待値を効率的に回収する工夫
- 設定が入るイベントや台の傾向の分析
- 新台情報の収集とボーダー決め
このあたりの情報を日々、アップデートしていると思います。
これを言い換えると、インプットした情報をもとに「どの場所でどうやって戦うか」を決めていると言えます。
トレードも同じで「勝てる場所で自分の得意なスタイルで戦う」ことが大切だと言えます。
FXでも手法・トレードの時間軸・取引時間など色々な戦い方があります。
- ファンダメンタル分析 or テクニカル分析
- トレードの時間軸(スキャ・デイ・スイング・ポジション)
- 取引時間(東京・ロンドン・NY時間)
沢山ある選択肢の中から、自分が活躍できる場所を見つけ、独自の戦略を構築して稼働できるスロッターは強いと思います。
理由5:数字への意識・マメさ
スロット稼働に数字は切っても切り離せないと思います。
収支はもちろん、期待値のボーダー設定や機械割ボーダーなど。
非等価地域であれば、店舗ごとに以下の条件は必ず抑えていると思います。
- 貸メダル枚数・交換率
- 貯メダル再プレイ条件
- 持ちメダルの台移動の可否
ハイエナ勢であれば、稼働開始時間による期待値の変動なども気にすると思います。
こういった普通の人があまり気にしない小さな数値を大切にする姿勢はトレードの世界でも生かすことができます。
FXでは売買手数料としてスプレッドが必ず存在し、約定率なども成績に少なからず影響します。
また収支管理として、以下のようなデータをマメに取得している方はトレードの成績・数値管理を問題なく行えると思います。
- 台別の収支・時給
- 店別の収支・時給
- 打ち出しG数別の収支
- 月別・曜日別の収支
- 時間帯別の収支
- 経費
- 待機時間
トレードの場合は以下のような成績管理・分析を行います。
- エントリー手法ごとの成績
- 通貨ペアごとの成績
- 時間軸ごとの成績
- ドローダウン率
- 利回り
- 損益率
このように愚直なまでに培ったマメさは、相場の世界でも活かすことができると思います。
理由6:職人気質
スロッターやトレーダーで活躍している人の共通点として職人気質であることがあげられると思います。
戦略を決めて、淡々と同じことを繰り返す。地味な作業を怠らず、改善点があれば地道に修正していく。
スロッターはただ遊んでいるように見えますが、その裏では、いかに効率的に期待値を積み上げることができるか、という点に執心していると思います。
トレーダーも日々準備を重ね、売買技術を磨き、自分のトレードルールに基づいて優位性を探し続けています。
自分の戦略を貫き、技術を磨く姿はスロッターとトレーダーの共通点と言えると思います。
理由7:心理の読み合い
スロットの設定狙いは、設定師との心理戦と言えます。
店舗ごとの設定投入の傾向・イベントの強弱・機種に対する思惑などを考慮して狙い台を決めると思います。
途中辞めの台を拾う場合は履歴データ+前任者の思考をトレースして「なぜ辞めたのか?」を推測すると思います。
この相手の思考を読むプロセスは相場でも必要です。(相場の場合は買い方・売り方の心理を考えます)
例えば買いポジションで相場に入ったとします。
価格がどこまで落ちたら買い方は諦めて手放すのか?(一気に価格が落ちるので、下落前に損切りをしなければならない)
どこまで上がったら利益確定の売りが入るのか?(利益確定の売り注文で価格が下がる前に自分が利益確定しなくてはいけない)
と言ったことを常に考えるのですが、チャートを動きは人の意思決定の結果です。
台の向こう側の設定師や前任者の思惑が読み取れる・読み取ろうとする人は相場に向いていると思います。
理由8:情報収集力
設定狙いの方は以下のようなポイントを抑えて情報を得ていると思います。
- 複数店舗の出玉情報
- 複数店舗の特定日
- 設定が入る台の傾向
- 平均的な並び人数
- 抽選時刻やリカバリープラン
- 換金率
ハイエナ中心の方は以下のような感じでしょうか。
- 新稼働台のハイエナ性能
- 宵越し・リセットの旨み
- 台の稼働状況の推移
- 台の荒さ
こういった情報収集を普通にこなしている人は相場の情報収集も難なくこなせると思います。
FXでも短期トレードの場合は特に情報収集が大切です。
- 指標発表・要人発言スケジュール
- 政策金利の動向
- 経済懸念のあるニュース
- 国債金利の動向
- リスクオン・リスクオフ指標銘柄の動向
こんな感じで、店舗チェックや新台チェックと同じ感覚で日々情報収集を行います。
理由9:仕事としての価値観
スロッターは専業でも兼業でも社会的な立ち位置は低く、ハッキリ言ってイメージは良くないですよね。
トレーダーも楽して稼いでいる・不安定といったイメージを持たれがちで、社会的なステータスは決して高くないと思います。(突き抜けた人を除く)
そういった外野の見方を受け止めつつ、自力で金を稼ぐことを重要視できるスロッターは価値観がトレーダーと似ています。
スロットは稼働中は基本的に孤独な作業ですので、トレードもその点は似ています。
理由10:稼ぐことの継続力
「稼げる」と分かっていることを日々修正を加えながら続けることのできるスロッターはそれだけで強みになります。
スロットの期待値情報や稼ぎ方はネットに出回っています。
それでも、大半の人が負けるのは「知ろうとしない」「実践しない」「続かない」からです。
トレードの場合も同じで、基本的な原理原則の情報は出回っていますが、「実践しない(できない・続かない)」人が存在するから勝つことができます。
理由11:論理思考力・判断力
稼働中は様々な状況を加味して、台を打つかどうか判断すると思います。
・店全体・同機種の出玉状況
・他に稼働できる台の状況
などを踏まえ、総合的に判断して続行するか・辞めるかを決定すると思います。
この思考はトレードでも同じプロセスを踏むことになります。
トレードでは自身のトレードルール・根拠をベースにしつつ、相場を取り巻く状況を勘案して「エントリーするか」「利食いするか」「損切りするか」を判断することになります。
結論:スロッターはトレードに必要な素質を備えている
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
スロットもトレードも、個人完結できること・複数の能力が必要とされるものだと思います。
本記事に書いた内容を見て「イケそうだな」と感じた方は相場の適性があると思います。
以下の記事でFXを始めるまでの全体像を解説しています。よければ参考にしてみてください。

この記事を読んでトレードに興味を持ったり、実際にトレードを本格的に始める方が出てくれると嬉しいです。
おまけ:スロッターにあってトレーダーに無いもの
これは個人的に感じたことですが「体力」です。トレーダーに転向するときは体力維持しましょう。。
おまけ:トレーダーにあってスロッターに無いもの
相場の基本知識と資金管理の概念は必ず勉強する必要があると思います。
相場に必要な3M(Method・Mind・Money)を図にしてみました。
この記事で書いた内容は主に心理(Mind)に該当するものだと思います。
基礎知識・手法・資金管理の勉強方法は以下の記事で解説していますので、よければこちらも見てみてください。

すけろく
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