やわらかFXのすけろく(@55pips)です。
為替(FX)・株価指数を中心にトレードしてます。
こんな人向けの記事
- FX初心者の方
- トレードに興味のある方
といった方向けに記事を書いてみました。
この記事を一本読めば、FXのことがなんとなく分かるようにしたいと思っています。
「FX」というワードはみなさん聞いたことがあると思います。
FXのイメージ
- なんか怪しい
- とっつきにくい
- リスクがあるから恐い
FX界隈(特にTwitter)が怪しいのは間違いないのですが、疑がり深い人ほどトレードには向いています。
この記事に書いてあること全部疑うくらいで丁度よいと思いますので、ほんまか?と疑いつつ読み進めていただけると幸いです。
FXってなに?をわかりやすく | FX取引の特徴・メリットを解説
FX=他の国の通貨を売り買いすること
FX=外貨への交換と思っていただいてOKです。
FXとは
- 他の国の通貨を買ったり売ったりすること
- FXは「Foreign Exchange」の略称
それぞれの国の通貨は取引レートが日々変動しています。
取引レートは需要と供給によって決まります。
つまり人気のある通貨ほど価格が高くなります。
差金決済とは
差金決済:現物の受渡し行わずに、売りと買いの差額の授受で決済すること。
引用元:楽天証券 よくあるご質問より
トレードではよく「差金決済」というワードがでてきます。
「買ったものを所有しない」のが差金決済です。
例えば円でドルを買った場合は以下のようなイメージです。
差金決済の特徴
- 「実物のドル通貨」は所有しない
- 買ったドルは売る(決済する)ことが前提になる
- 買ったときと売ったときの価格差が利益 or 損失になる
外貨預金は現物である外貨を「実際に所有」しますが、差金決済のFXでは所有しないのが特徴です。
なぜ通貨の価格は動くのか
さきほど人気のある通貨は価格が高くなる、と書きましたが色々な要因で為替レートは値動きます。
レートが変動する理由
- 長期視点:各国の政策金利のギャップ(高金利通貨へ流れる)
- 中期~短期視点:政治情勢・各国の景気動向・公的機関の介入
- 中期~短期視点:他資産からの流動(ゴールド・株式など)
- 短期視点:投機筋(AI含む)の思惑
長期的な視点で見ると、高い政策金利を敷く先進国通貨へ流れる傾向が強いです。
各国の政策金利一覧のリンクをおいていますので、参考にしてみてください。
参考:政策金利一覧(外為どっとコム)
例えば銀行などの長期投資家はマイナス金利の日本円(-0.1%)でドル円(1.75%)を買うことで、為替損益+金利差によるスワップ収益(1.85%分)を狙います。
中期~短期的な視点で見た場合は、政治情勢や各国の景気の動向などに左右されます。
日本は世界最大の債権国(他国の国債を買っている)なので、世界的に日本円は安全資産とされています。
参考:対外純資産2年ぶり増 18年末341兆円、国内株下落で負債減(日本経済新聞)
そのため、金融危機など有事の際は円買いが進行します。(リスクオフ相場)
逆に世界経済が上向いているとき(リスクオン相場)は、EUのユーロ・英ポンド・オセアニア通貨などが好んで買われます。
どうやって利益を出すのか
FXに限らず相場でトレードしている人はみな、それぞれのトレード手法を持っています。
2大トレード手法
- テクニカル分析:価格チャートをもとに売買判断を行う
- ファンダメンタルズ分析:国の経済状態(経済成長率など)を表す指標をもとに売買判断を行う
人間の自然な感情でトレードすると負けるように相場はできているので、拠り所が必要なんですね。
その手法をつきつめて練度をあげていくことで収益化を図っています。
手法は大きく分けると「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」に分類されます。
テクニカル分析は価格チャートをもとに売買判断を行い、ファンダメンタルズ分析は国の経済状態(経済成長率など)を表す指標をもとに売買判断を行います。
どちらか一方だけ、というよりもどちらも参考にしている人が一番多いです。
短期トレード勢はテクニカルの比重が大きく、長期トレード勢はファンダメンタルズの比重が大きいように思います。
テクニカル分析は高機能な専用チャートプラットフォームサービス(TradingViewなど)を使うのがおすすめです。
手法の勉強方法は書籍がもっともコストパフォーマンスに優れています。
自動トレードと裁量トレード
トレードは自動売買と裁量トレードにわかれます。
- 自動売買:EAやbot、トラリピなどを利用した売買
- 裁量トレード:全ての人の意思決定で行う売買
このブログは基本的に裁量トレードを前提とした内容となっています。
自動売買する場合もEAを動かす判断・止める判断、どういったタイプの売買を行うかは個人の裁量です。
自動売買で楽したい!という方も裁量トレードは経験しておいた方が良い、というのが個人的な見解です。
なによりも裁量トレードはめちゃくちゃ楽しいです。
世界の動向を予測しつつ、技術・経験を蓄積しながらレベルアップして金銭的な報酬を得られるとてもエキサイティングな世界です。
https://twitter.com/hat_fx/status/1234870834247766016
自分も同意見なのですが、好きな球団の野球観戦をしているような感覚で日々チャートを見ています。
(特に重要な攻防ラインの売り方・買い方のせめぎ合いとか超絶おもしろい・・・!)
トレードの面白さ
これはFXに限った話ではなくトレード全般に言えることですが、裁量トレードは個人の能力に依存します。
なので、どうやって自分の能力を伸ばしていくか?という自分育成シミュレーションゲーム的な側面があると思っています。
例えばサブマリン投法のピッチャーはストレートの急速を伸ばすより、コントロールや変化球を磨いた方が防御率が上がるはずです。
パワーの無い打者はバットコントロールや盗塁技術を磨いた方が活路が開ける可能性が高くなります。
トレードも色々な手法・スタイルがあります。
自分に合った戦略を選択して、手法を自分にフィットするように最適化する作業がなによりも面白く、トレードの醍醐味といえます。
単純に人のマネをしても上手くいかないケースがありますが、その戦略はその人にとっての最適解であって、自分にとっても最適解であるとは限らないからです。
最適解にたどり着くためには試行錯誤が必要になりますが、苦労の末に得た手法・技術・経験は誰にも盗むことができません。
FXをはじめるには
国内にはFX取引できる証券会社が複数あります。
自分はデモトレードが可能+最短で当日に取引ができる+国内口座数No.1 のDMM FXを使用しています。
トレードの成績管理画面も国内他社と比較すると見やすいです。
実際にトレードした結果を以下に記事で紹介していますので参考にしてみてください。
FXをはじめる場合の日数
口座開設申請はWebで完結します。証券会社の審査~口座情報の受け取り~入金など含めて、一週間ほど見てておけば大丈夫です。
FXで必要な資金
必要な資金
- 10万円~20万円程度あればトレードできます
はじめは必ず余裕資金でトレードをはじめましょう。
余裕資金です。余裕資金。
少額をおすすめする理由
- 少ない資金でたくさんの経験値を積むことが大事
- 「いくら儲けた」よりも、自分がどんな失敗を犯しやすいのかまず把握することが大事
大きなリターンを狙って資金を投入したくなるところですが、まずは少ないリスクではじめましょう。
国内FXをおすすめする理由
- 海外FXは上限レバレッジが高く資金管理スキルが必須
- 慣れていないと火傷する
TwitterなどのSNSを見ていると、海外FX業者を使ったハイレバレッジ取引に目が行きがちです。
リスクを限定した状態でハイレバ取引をするのも面白いのですが、資金管理の慣れが必要です。
自分のトレードをコントロールできる状態になってから、海外業者を使用するのが無難です。
おすすめの目標設定
FXはお金を増やすイメージを持ってはじめる人が多いと思いますが、「資産を守ること」を目標にするのがおすすめです。
おすすめの目標設定
- 「増やす」ではなく「守る」
- まずは一ヵ月、資金を守り切る
- それができたら三ヵ月間、資金を減らさないようにする
「守る」ことを重視する理由は4点です。
その理由
- 最初の三ヵ月間で約90%が退場(=資金枯渇すると一般的に言われている)
- 「勝ちたい」という意識が「余計なトレード」につながりやすい
- 資金さえ減らなければ、その間、トレードの経験値を積める
- 相場で長く生き残るためには「損をしない習慣」を身につける必要がある
派手さや大きな利益を求めてしまいがちな世界ですが、ディフェンスが上手な人ほど長く生き残ることができます。
相場経験の長いおっさんの守備力はすごい。
最初のトレードは国内証券会社で
国内の証券会社はスプレッド(取引手数料みたいなもの)は大差がないので、取引プラットフォームの操作性などで選ぶとよいです。
稀に業者のサーバ停止により取引ができなくなるケースもあります。
複数口座を保有して入金しておくと、取引不可によるリスクを反対売買などで回避できるためおすすめです。
おすすめFX業者
DMMFX
無料デモトレードができるので、初心者の方の学習におすすめです。3つの信託銀行で全額信託保全しているので信頼性もあり。CFD口座も同時に開設することが可能なため、将来的に株価指数や株取引を行いたい人にもおすすめです。
みんなのFX
少ない取引でもキャッシュバックを受けることができる点が他の証券会社よりも有利です。(要申告制)深夜のトレードでも心強い24時間対応のコールセンター完備。
FXTF
MT4プラットフォームを使用するため、裁量トレーダーだけでなく自動売買をしたい人にもおすすめです。国内証券会社のWEB成績管理はMTプラットフォームに劣るので、ドローダウンや勝率を手間なく出したい方にもおすすめ。
値動きの本質は人の相場心理
テクニカル分析=チャートだけを相手にしているイメージがありますが、本質は同じチャートを見ている他人との駆け引きです。
大事なポイント
- チャートを見ている他人はどう感じているのか?
- ポジションを持っている人の心理状況はどうなっているのか?
といったことを考えてみることでよりトレードが面白くなると思います。
FXのリスク
金銭的・精神的なリスク
ここからはトレードのリスクについてふれていきます。
トレードのリスク
- 元本を失う可能性がある
- トレードで得られる高揚感が目的になり過大なリスクをとる
- 人によっては金銭的・精神的に破綻する
元本割れはもちろんのこと、過大なリスクをとりすぎた結果、本人も後に引けなくなるケースがあります。
FXの損失を穴埋めするために会社のお金を着服した、といったニュースも珍しくない世界です。
包丁も使い方によっては凶器になるのと同じで、過大なリスクテイクは厳禁です。
参考:年収2000万超、三井物産社員がマクドナルド7億円横領犯になるまで(週刊文春オンライン)
リスクの対処法
リスクの対処についても触れてみます。
リスクに対する対処法
- 資金管理を徹底する
- 少ない資金でたくさんの失敗を経験しておく
- 利益・損失よりもトレード技術の向上に目を向ける
- ライフスタイルに合った無理のない手法・トレードスタイルを構築する
- 長い期間、生き残ることで様々な相場パターンを経験する
相場で長く生き残っている人は目先の利益よりも自分のトレードスタイルを守っていくことを大切にしています。
大損失の多くは資金管理ミスによるものです。
資金管理こそが命綱と思って大切な資金を守っていきましょう。
資金管理は2%ルールで
2%ルールとは
- 一回のトレードでとることのできる最大損失額をトレード資金の2%に設定する
- 資金量・リスク戦略に応じて変動させる
エントリー前に損切りポイント・利食いポイントの二つを決めましょう。
決めた値幅に対してエントリーするロット量を設定することで、毎トレードのリスク許容量を均一化できます。
また一定量の損失が発生したら一週間休む、などのマイルールを設定するのがおすすめです。
取り返したくなる心理を仕組みでコントロールしつつ、頭をクールダウンすることができます。
相場の特性
相場の特性
- 相場は苦しい状態の人間がより苦しくなるように動くことが多い
基本的に人間の本能・思考は相場に不向きなようにできています。
上手なトレーダーほど「楽な方に流れやすい人間の心理」を上手く利用して利益を稼ぎ出します。
例えば以下のようなケースです。
人は嫌なことを先延ばしにする
- 値が逆行して含み損が発生した場合、人間は本能的に損失を先送りしたくなる(損切りしない)
- 損失が拡大する一方、逆方向で売買している人間はポジションをホールドして利益を伸ばす
これはプロスペクト理論の損失回避性(得よりも損を避ける性質)を利用したものです。
リンク先:野村証券 証券用語解説集 プロスペクト理論
さきほどの資金管理ルールを守ることで損切り遅れはなくなりますので、損切りの逆指値はかならず入れておくようにしましょう。
FXのメリット
FXのメリットまとめ
FXにはたくさんのメリットがあります。
代表的なメリットをいくつかあげてみます。
FXのメリット
- 資金額に応じたリターンを得られる
- 小資金でトレードできる(レバレッジ)
- 下落トレンドでも利益をねらえる(空売り)
- ライフスタイルにあわせてトレードできる
- 税率が分離課税・固定で20%
- 相場がしまるタイミングがある
FXのメリット1:資金額に応じたリターンを得られる
10万円のリターンを目標にする場合
- 原資が100万円の場合:10%の利回りが必要
- 原資が1,000万円の場合:1%の利回りが必要
10万円のリターンを狙う場合、原資100万円の場合は10%のリスクテイクが必要です。
一方、1,000万円の場合は1%と低いリスクテイクで構いません。
リスクテイクのパーセンテージが低いほど、無理のないトレードで立ち回ることが可能です。
相場は余裕のある人間ほど強いので、豊富な資金量は安定した成績を残すための優位性となります。
FXのメリット2:小資金でトレードできる
▼レバレッジのイメージ
FXではレバレッジをかけることができるので、小資金からトレードをはじめることができます。
レバレッジってなに?
- 「てこの原理」という意味
- レバレッジをかけることで証拠金(入金したお金)以上の取引ができる
おそらくレバレッジ=「危険」「リスクがある」というイメージを持っている方が多いと思います。
実際はレバレッジの倍率よりも「リスクに晒す金額がいくらか」の方が重要です。
例えば・・・
- 証拠金30万円でレバレッジ3倍=90万円の取引
- 証拠金10万円でレバレッジ9倍=90万円の取引
上記の場合、どちらも取引する量は90万円で変わりません。
前者は低いレバレッジですが、30万円をリスクに晒しています。
後者は高いレバレッジですが、リスクに晒しているのは10万円です。
この場合、高いレバレッジの方がリスクに晒している金額が少ないことがわかると思います。
レバレッジを何倍にするか?ではなく、損失をどれだけ許容できるのか?という視点で考えると良いと思います。
トレード資金を全て入金せずに少ない資金にレバレッジを掛けることで、リスクを限定しつつ高いリターンを狙うことができるのがFXの特徴のひとつです。
FXのメリット3:下落トレンドでも利益をねらえる
▼空売りのイメージ
株式の現物取引の場合は「買い」と「売り決済」の選択しかとれませんが、FXの場合は「空売り」することができます。
日常生活であまり馴染みのない概念ですが「先に売って後で買い戻す」という方法です。
空売りのメリットは景気の後退・金融危機が発生している局面で積極的に利益を狙うことができる点です。
上昇トレンドは比較的ゆるやかに進行しますが、下落トレンドは倍以上のスピードで進行します。
空売りはタイミングが難しい分、短時間で大きな収益を狙うことも可能です。
FXのメリット4:ライフスタイルにあわせてトレードできる
トレードは個々人にマッチした時間軸で売買することができます。
トレードの時間軸
- 長期(ポジション):年スパン
- 中期(スイング):週~数か月スパン
- 短期(デイ):当日中に決済
- 超短期(スキャルピング):秒~分単位
よくあるパターンとして、
兼業トレーダー(超短期・短期)の例
- 9~17時は本職
- NY時間(日本時間で22時~)にトレード
- ロンドンFIX(日本時間で1:30)までにクローズ
であったり、
兼業トレーダー(中期)の例
- 平日は仕事
- 相場の閉まる土日にトレード検証・準備
- エントリーはアラート設定・指値注文でカバー
といった形で本職に支障がでない形で上手に相場と付き合っている方が多いです。
大事なのは自分にとって無理なく継続できるスタイルを構築していくことですね。
FXのメリット5:税率の優遇
FXで発生した利益は他の所得と分離して課税されます。
そして一律の係数で課税されます。
FXの課税
- 利益額に関わらず一律20%の課税
(1) 差金決済による差益が生じた場合
他の所得と区分し、「先物取引に係る雑所得等」として、所得税15%(他に地方税5%)の税率で課税されます(申告分離課税)。
引用元:国税庁タックスアンサー No.1521 外国為替証拠金取引(FX)の課税関係
海外FXや仮想通貨取引の利益は雑所得に分類されます。
そのため、本業所得と合算して課税される総合課税の対象となります。
▼累進課税表
例えば給与所得とFXの利益の合算が900万円以下の場合は最大33%の課税となります。
国内FXと比較した場合、余分に13%税金を払うことになります。
こういった点を見るとFXがいかに税制的に優遇されているかが分かると思います。
FXのメリット6:相場が閉まるタイミングがある
土日は各国の銀行が閉まるので為替トレードができません。
相場が閉まるメリット
- トレードの振り返り・検証・準備にあてることができる
- 短期トレーダーは週単位でポジションクローズすることで目線をフラットに戻せる
土日こそトレードしたい!という方もいると思います。
が、相場が常に開いているとトレードしたくなるのがトレーダーの人情です。
強制的に休ませてくれる時間を有意義な時間にしましょう。
優れたトレーダーほど、土日に日頃のトレードを振り返ったり、次週の戦略を立てる準備時間に充てています。
おすすめのトレード方法
上昇トレンド方向に順張り・押し目買い
日本人はギャンブルが好きな国民性なので逆張りを好みがちですが、おすすめは順張りです。
チャートは上がったあとは必ず下げる、といった特性を持っています。
中長期で上昇している通貨ペアが価格を下げたとき(押したとき)に買うことを押し目買いと呼び、トレンドフォローの基本戦法とされています。
基本的に上昇トレンドは緩やかに進行するため、押し目を拾いやすく初心者でもエントリーを十分に狙えます。
逆に下降トレンドに一時的に価格が上昇した際に空売りすることを戻り売りと呼びます。
価格の下落は上昇と比べて2~3倍のスピードで進行するため、エントリータイミングが買いよりもシビアです。
そのため、まずは買い方向からトレンドフォローをマスターしていくのがおすすめです。
木を見るけど森も見る
初心者にありがちな失敗として、5分足や15分足など短期足だけを見てトレードしてしまう点があげられます。
たとえばプロの超短期トレーダーは5分足を見てトレードしていますが、その前段階として必ず1時間足・4時間足・日足・週足など長期の時間軸を確認しています。
5分足では買いの局面であっても、上位の時間軸では絶好の売りの局面であることもあります。
そのため、様々な時間軸で売買しているトレーダーの存在を頭に入れておくことが重要です。
人のポジションを真似してもいいけど・・・
Twitterをされている方だとフォロワー数の多いトレーダーのポジションを真似したくなることもあると思います。
ミラートレードは決して悪くはないのですが、以下のポイントには気をつけましょう。
ミラトレの注意ポイント
- エントリー・決済の時間軸を把握しているか
- 損切り・利確ポイントを把握しているか
少なくともこの2ポイントは把握してないと、ミラートレードは成立しません。
500pipsの損失を許容するスイングのエントリーにレバレッジ20倍をかけても損切りになってしまいますからね。
更につっこんで考えるとその金融商品におけるリスクテイク度も考慮しておきたいです。
人によって時間軸やリスクテイク量は異なりますので、参考になる部分は参考にしつつ自分流のトレードを完成させましょう。
どんな人がどれくらいFXをしてる?
統計データを基にどんな人がFXをしているのか見てみます。
推定50万人?78万口座で今も取引されている
国内で開設されたFX口座数は661万口座。
そのうち直近で取引されたアクティブな口座数は78万口座だそうです。
自分のように複数口座を保有している人も一定数いると思うので、推定FX人口は50万人程度でしょうか。
30代の利用者が最も多い
引用元:金融先物取引協会「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」の概要より
お金を自由に使うことができる30代~40代の利用者が半数を占めています。
逆に20代から参入している人は早いうちから金融リテラシーを身につける機会を得ているとも言えますね。
利用者の半分は会社員・会社役員
引用元:金融先物取引協会「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」の概要より
専業トレーダーが無職 or その他のどちらなのかは不明です。笑
利益を出している人は60%(更新予定)
引用元:金融先物取引協会「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」の概要より
xxx
引用元:金融先物取引協会「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」の概要より
ただしアンケート対象の93.4%が「現在もトレードしている人」です。
・「過去にトレードして損失を出した人」が含まれる割合が少ない
・負けている人はそもそもアンケートに答えないのでは・・?
といったことも考えると、損失を出している人はもっと多いと思います。
そのため、60%=勝てる人の割合ではない可能性が高いです。
今はスマホトレードが主流(更新予定)
引用元:外為どっとコム総合研究所「外為白書2018-19」
分析手法の割合(更新予定)
xxx
[…] FXってなに?をわかりやすく | FX取引の特徴・メリットを解説 […]